20代女子のセックス観
私のセックス観を作り上げたのは、紛れもなく アメリカのドラマ、Sex And The City だった。
私が高校1年生のときに、たまたま深夜に、ドラマが放映されていて、夜な夜な起きては、親にバレないように (内容が内容なのと、頻繁に喘ぎ声が入ってくるため) こっそりと見ていたものだった。
4人の個性豊かなキャラクターが、ニューヨークという大都会で、それぞれのキャリアを持ちながらも、男を自由に渡り歩いていくその姿が、本当にカッコよくて。無意識か意識的にか、SATCに描かれている女性像は、完全に私の中での「理想」となった。
ちなみに、初体験は高校2年生、16歳の時、当時付き合っていた彼氏とだった。
初体験の平均年齢は、20代の平均で18.7歳 (相模ゴム調べ) らしいので、比較的早いかも。まあ、高校生の時からラブホ通いというのは、やはりませていた方なのだと思う。
18歳になり、大学進学のために実家を離れることとなった。
電車に乗る前、一つだけ、母親が真剣な顔で、「話があるの」と言ってきた。
私: 「なに?」
母: 「一人暮らしになるんだから、まあたまにはハメ外してもいいけど。これだけは、絶対に守りなさいね。」
私: 「うん、なに?」
母:「お嫁に行く前に、絶対、セックスしちゃダメよ。絶対に後悔するから。」
私: 「 (ごめんママ、だいぶ手おくれ )・・・大丈夫だよ! 当たり前じゃん!」
この時に、私は、今まで自分が信じていたSATCの価値観は、私の母親世代の価値観ではないということを知った。
そして、まさか自分の家が、割と貞操観念に関しては意外と厳しい家だった、ということに関しても、家を出る時に知った。
とはいえ!
家を出てしまえば、こっちのもの。
どこで、誰と、何をしていようが、知ったこっちゃない。
と、いうことで、18歳で親元を離れて以降、「目指せSATC」の意気込みにさらに火がつき、時には罪悪感に苛まれながらも、色々やらかしてきて、いま、24歳。
今後、ちょろちょろと、いろんなエピソードも交えて、「20代女子のセックス観」についてレポートしていければなと思います。
ちゃお!